菅直人副総理・国家戦略相は11日午前、ガイトナー米財務長官と都内で会談した。鳩山由紀夫首相が掲げる「東アジア共同体」構想について副総理は「日米関係が軸だ。日本とアジアの関係は日米間ほど多面的になっていないため、安定的な関係を目指す」と説明した。ガイトナー氏も「一般的に言えばそれは分かっている」と理解を示した。
首相が表明した2020年までに地球温暖化ガスの国内排出量を1990年比で25%削減する目標を巡っては、ガイトナー氏が「できると思うか」と質問。副総理は「できるだろう。経済界もだんだん理解を示して前向きな人も増えてきた」と答え、日米間で温暖化問題で協力を深めることを確認した。
緊密化が進む米中関係を巡ってはガイトナー氏が「決して日米の間を犠牲にしてこっちにするということでは全くないので理解して欲しい」と強調。副総理は「米中が経済的にも近づくことは日本にとってマイナスと言うよりもプラスになる」と応じた。
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